営業マンが教える「見積書を出すときの本音」|なぜ注文住宅の最初の見積もりは安く見える?【見積もりの注意点を解説】
- 将士 飴本
- 5月7日
- 読了時間: 3分
更新日:2 日前
🏠注文住宅 見積もりで注意すべき“営業マンの本音”とは?
「その見積書、本当に“現実的な価格”ですか?」
「最初の見積もりって、なんであんなに安いの?」注文住宅を検討する中で、
こんな疑問を感じた方は少なくないでしょう。
実は、多くの営業マンは**“まず契約してもらう”ことを最優先**と考えており、
見積書を安く見せる工夫をしているのが現実です。
この記事では、
注文住宅の見積もりで注意すべきポイントと、
営業現場で実際に使われている“見せ方のテクニック”を、
営業マンの視点から詳しく解説します。

❓営業マンが「最初の見積もり」を安く出す理由
▶ 背景と本音
お客様に「予算内で建てられそう」と思ってもらうことが最優先
最初から高額だと、検討段階で候補から外れてしまうリスクがある
多くの住宅会社では、契約後に仕様や費用を調整していく流れが一般的
📣 現場の声:「最初は“最低限の構成”で出して、あとから“現実的な仕様”に変えていくのが常套手段です」(営業歴10年)
🛠「安く見せる」ために削られがちな見積もり項目とは?
注文住宅の見積書には、最初から含まれない項目が多く存在します。
よく削られる費用例:
外構工事(駐車場・フェンス・庭など)
地盤改良費(土地調査前のため未計上)
照明・カーテン・エアコンなどの生活設備
登記費用・申請費用などの諸経費
住宅性能・断熱等級(最低仕様で計上されることも)
🛑 要注意ポイント:見積書に「一式」や「別途」と書かれている項目は、あとから数十万~100万円単位で追加されることもあります。
✅信頼できる注文住宅の見積もりを見抜くチェックポイント
注文住宅の見積もりは、価格より中身を見抜く力が重要です。以下のポイントを押さえておきましょう:
✔ チェックポイント一覧:
「含まれていない費用はありますか?」と営業担当に確認する
→ 地盤調査後の正式見積との差を想定。
標準仕様とオプションの境界を明確にする
→ カタログで見た設備が実はオプション、という落とし穴を防ぐ。
複数社で見積もりを比較する
→ 内容の抜けや表現の違いに気づきやすくなる。
「値引き交渉」は慎重に行う
→ 値引きを優先すると、グレードが下げられるリスクも。
資金計画書やライフプランシミュレーションを提出してもらう
→ 将来にわたって無理のない予算かを確認。
✨まとめ
注文住宅の見積もりは「契約前の冷静な見極め」がすべて
注文住宅の最初の見積もりは、営業戦略として“安く見せる”のが基本。それを理解した上で、「何が含まれていて」「何が含まれていないか」を冷静に判断できる力が求められます。
見積書=家の完成形ではありません。価格の見せ方に惑わされず、“本当に必要な費用”を見抜く目を持ちましょう。それが、後悔しない家づくりへの第一歩です。
見積もりに不安があるなら「見積もりバンク」へ
見積書にはプロでも見落とすポイントが多く存在します。だからこそ、
第三者の視点でチェックすることが大切です。
見積もりバンクでは、注文住宅の見積書を中立的な立場で比較・診断し、
安心できる家づくりをサポートします。
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