坪単価だけで判断NG!実は金額が跳ね上がる「含まれていない工事」とは?|坪単価の罠に注意
- 将士 飴本
- 5月7日
- 読了時間: 3分
更新日:14 時間前
🏠坪単価の罠にハマらないために
「思ったより高い…!」その“坪単価”、本当に全部込みですか?
注文住宅のチラシや広告でよく見る「坪単価●万円」。
一見リーズナブルに見えるその数字ですが、
いざ契約が進むと「数百万円の追加費用が発生した」という声も少なくありません。
実はこの**“坪単価”には多くの工事費が含まれていない**ことが多く、
それこそが「坪単価の罠」です。
この記事では、
坪単価に含まれていないことが多い工事項目と、
見積もりチェック時に見落としがちなポイントをわかりやすく解説します。

❓坪単価に含まれていないことが多い工事とは?
▶ 背景と注意点
「坪単価」とは一般的に建物本体工事のみの価格を示すことが多く、
実際に必要となるさまざまな付帯工事や諸費用は別途扱いになるのが現実です。
▶ よくある“別途”工事の代表例(※金額は目安)
地盤改良費:土地の強度次第で変動(数十万円~100万円以上)
外構工事:門柱、駐車場、庭など(50〜200万円)
照明・カーテン・エアコン:生活に必須なのに見積外(合計50万円〜)
上下水道接続工事:前面道路に配管がないと高額に
設計費・申請費用:設計事務所・工務店によって扱いが異なる
➡ 坪単価だけを信じて契約すると、
想定以上の出費が後からのしかかってくることになります。
🧱「本体工事費」と「付帯工事費」の違いとは?
■ 本体工事費とは?
建物そのものの建築費用
例:基礎・柱・屋根・内装・断熱材など
■ 付帯工事費とは?
建物以外に必要な“周辺工事”費用
例:古屋解体、造成、外構、ライフラインの接続、地盤改良など
👉 一般的に広告や営業トークに出てくる坪単価は“本体工事費のみ”。
そのため、最終的にかかる注文住宅の総額とは大きなズレが生じるのです。
✅見積もりチェック時に必ず確認すべき5つのポイント
1. 付帯工事費込みの総額で提示されているか?
→ 「坪単価×坪数」ではなく、
「土地+建物+付帯工事+諸費用」の総額で判断しましょう。
2. 地盤調査・改良費が見積もりに含まれているか?
→ 調査前は「別途扱い」が多いため、後からの追加費用に注意。
3. 外構工事の内容と金額は明記されているか?
→ 駐車場や庭、フェンスが“最低限”なのか、“しっかり整備”なのかを確認。
4. 標準仕様とオプションの境界は明確か?
→ キッチン、浴室、ドアなど、標準グレードが希望に合っているかチェックを。
5. 現金払いが必要な諸費用(登記費用・印紙代など)は明示されているか?
→ ローンに含められない部分は、自己資金での支払いが必要な場合も。
✨まとめ
坪単価は「目安」に過ぎない。家づくりは総額で判断しよう
注文住宅の費用で本当に見るべきは「坪単価」ではなく、
**建築に必要なすべての費用を合算した“総額”**です。
「安く見えたから契約したのに、後で追加費用がかさんで大失敗…」
そんな事態を防ぐには、坪単価の罠を見抜き、
見積もりを細部までチェックすることが不可欠です。
家づくりの予算で後悔しないために、金額の内訳と範囲を明確にした比較を行いましょう。
見積もりに不安があるなら「見積もりバンク」へ
見積書にはプロでも見落とすポイントが多く存在します。だからこそ、
第三者の視点でチェックすることが大切です。
見積もりバンクでは、注文住宅の見積書を中立的な立場で比較・診断し、
安心できる家づくりをサポートします。
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