ダサい外壁ツートンになりがちな理由|配色で失敗しない考え方
- 見積もりバンク担当者

- 2 日前
- 読了時間: 20分
更新日:2026年01月13日
「ダサい 外壁 ツートン」と検索しているあなたは、ツートン外壁に対して、少なからず不安を感じているはずです。
ツートン外壁は、・単色よりデザイン性が高そう・注文住宅らしさが出るといった理由で人気があります。しかしその一方で、完成後に「思っていたイメージと違う」「安っぽく見える」と感じてしまう人が多いのも事実です。
この記事では、
なぜ外壁ツートンがダサく見えてしまうのか
よくある失敗パターンとその原因
ダサくならないための配色ルールと確認ポイント
を体系的に解説します。感覚や流行に流されず、長く後悔しない外壁デザインを選びたい人のための実用ガイドです。

目次
1-1. ツートン外壁が増えた背景
1-2. 成功例と失敗例の差が出やすい理由
1-3. 完成後に後悔しやすいポイント
2-1. 色の相性が悪い組み合わせ
2-2. 上下・左右の分け方が不自然
2-3. 流行だけで色を選んでしまった
3-1. 明度・彩度のバランス不足
3-2. 面積比を考えていない
3-3. 屋根・サッシ色との不一致
4-1. 実物とイメージの違いのズレ
4-2. 周囲の建物・景観とのズレ
4-3. 日当たり・影の影響
5-1. ベースカラーとアクセントカラーの考え方
5-2. 色数を増やしすぎない
5-3. 分ける位置をシンプルにする
6-1. パースや実例で最終確認する
6-2. 周囲の家とのバランスを見る
6-3. 第三者の意見を取り入れる

「外壁 ツートン ダサい」「ダサい 外壁 ツートン」このキーワードで検索する人は、すでに次のどちらかの状態にいます。
ツートン外壁を検討しているが、不安を感じている
すでに完成した外観を見て「失敗したかもしれない」と感じている
重要なのは、ツートン外壁そのものがダサいわけではないという点です。
実際、街を見渡すと、
洗練されたツートン外壁の家
どこかチグハグで違和感のあるツートン外壁の家
が、はっきり分かれて存在します。
つまり、
ツートン外壁は「成功と失敗の差が極端に出やすいデザイン」
なのです。
この章では、なぜ「ダサい外壁ツートン」と感じられてしまうのかを、背景・構造・心理の3つの視点から整理します。
1-1. ツートン外壁が増えた背景【選ばれる理由と落とし穴】
■ 結論要約
ツートン外壁は「個性を出しやすい」一方で、「失敗も量産されやすい」デザイン。
■ なぜツートン外壁がここまで増えたのか
ここ10〜15年で、ツートン外壁の住宅は一気に増えました。
その背景には、次のような理由があります。
サイディングの色・柄が増えた
注文住宅で「外観デザイン」を重視する人が増えた
SNS・施工事例サイトの影響
「単色=無難すぎる」という価値観の広がり
住宅会社の打ち合わせでも、
「せっかくの注文住宅だから、ツートンにしませんか?」
と提案されることは珍しくありません。
■ ここが落とし穴になる
ツートン外壁は、
色を2色選べる
切り替えで立体感が出る
デザイン性が高そうに見える
という理由から、「簡単におしゃれになる」と誤解されやすいのです。
しかし実際には、
2色使う=失敗リスクが2倍になる
という側面があります。
■ Q&A:単色よりツートンの方が難しい?
Q. 外壁は単色よりツートンの方が難しいですか?
A. はい。配色・分け方・バランスを同時に考える必要があるため、難易度は確実に上がります。
■ プロ視点の実体験コメント
ツートン外壁は、「選択肢が増える分、判断ミスも増えやすい」デザインだと感じています。
1-2. 成功例と失敗例の差が出やすい理由【素人判断が通りやすい】
■ 結論要約
外壁ツートンは、専門知識がなくても「選べてしまう」ことが失敗を生む。
■ なぜ差が極端に出るのか
外壁ツートンでよくあるのが、
色見本を見て「この2色、合いそう」
カタログ写真で「おしゃれに見えた」
SNSの施工例を真似した
という決め方です。
これ自体は悪くありませんが、問題は次の点です。
「自分の家に当てはめたときの検証」がされていない
■ 成功例と失敗例の分かれ目
観点 | 成功例 | 失敗例 |
色選び | 明度・彩度を調整 | 好きな色を直感で選択 |
分け方 | 建物形状に合わせる | なんとなく上下分け |
全体 | 屋根・サッシと統一 | 外壁だけで判断 |
失敗例に共通するのは、
「外壁単体でしか考えていない」
という点です。
■ Q&A:センスの問題?
Q. 外壁ツートンは結局センスの問題ですか?
A. いいえ。**多くは「ルールを知らないだけ」**です。
■ プロ視点の内部事情
実は、住宅会社の営業や設計担当も配色理論を体系的に学んでいないケースは少なくありません。
1-3. 完成後に後悔しやすいポイント【「こんなはずじゃなかった」】
■ 結論要約
ダサい外壁ツートンの後悔は、完成してから一気に押し寄せる。
■ よくある後悔の声
完成後、実際に多く聞くのが次のような声です。
「完成したら安っぽく見えた」「思ったより派手だった」「近所の家と並ぶと浮いて見える」「外構が合わなくなった」
これらはすべて、
事前に想像できたはずの後悔
でもあります。
■ なぜ完成前に気づけないのか
理由はシンプルです。
小さな色見本で判断している
正面パースしか見ていない
周囲の環境を考慮していない
つまり、
「完成形を立体・環境込みで見ていない」
のです。
■ Q&A:完成後に修正できる?
Q. ダサい外壁ツートンは後から直せますか?A. 塗り替えは可能ですが、高額かつ簡単ではありません。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁デザインの後悔は、「住んでいれば慣れる」こともありますが、消えない違和感として残るケースも多いです。
第1章まとめ|ツートン外壁は「難しいデザイン」である
第1章のポイントを整理します。
ツートン外壁は増えているが、失敗例も多い
成功と失敗の差が非常に出やすい
後悔は完成後に一気に表面化する
「ダサい外壁ツートン」になる最大の原因は、ツートン外壁を“簡単におしゃれになるデザイン”だと誤解することです。

「ダサい外壁ツートン」を冷静に観察すると、実は毎回似たような失敗パターンに行き着きます。
この章では、完成後に「なぜこうなった?」と感じやすい典型的な3パターンを具体的に解説します。
2-1. 色の相性が悪い組み合わせ【単体では良く見えるのに】

■ 結論要約
それぞれは良い色でも、組み合わせると一気にチグハグになることがある。
■ よくある勘違い
外壁ツートンの打ち合わせで多いのが、
「この色、好きです」
「こっちもおしゃれですよね」
という単体評価です。
しかし外壁は、
色A × 色B × 面積 × 太陽光 × 周囲環境
で見え方が決まります。
■ ダサくなりやすい色の組み合わせ例
パターン | なぜダサく見えるか |
グレー × ベージュ | くすみ同士で輪郭がぼやける |
黒 × 原色 | コントラストが強すぎて安っぽい |
白 × 強い木目 | 素材感が喧嘩する |
特に注意が必要なのは、
「カタログで人気の色同士」
を安易に組み合わせるケースです。
■ Q&A:無難な組み合わせはある?
Q. ダサくなりにくい色の組み合わせはありますか?
A. 明度差をつけた 同系色 が最も失敗しにくいです。
■ プロ視点の実体験コメント
「人気色=相性がいい」ではありません。組み合わせを考えないと、一気に雑な印象になります。
2-2. 上下・左右の分け方が不自然【線の位置が原因】
■ 結論要約
ツートン外壁の印象は「色」より「分ける位置」で決まる。
■ よくある失敗例
1階と2階を完全に真っ二つ
窓の途中で色が切り替わる
角で色が不自然に回り込む
これらはすべて、
建物の形状を無視した分け方
が原因です。
■ ダサく見える理由
人は無意識に、
窓
軒
バルコニー
ライン(影)
を「区切り」として認識します。
そこを無視すると、
違和感として強く残る
のです。
■ 分け方の良し悪し比較
分け方 | 印象 |
軒ラインに合わせる | 自然・安定 |
窓ラインを無視 | 雑・不安定 |
凹凸に沿わせる | 立体的 |
■ Q&A:上下分けはやめた方がいい?
Q. 上下ツートンは避けるべきですか?
A. 避ける必要はありませんが、ラインの位置調整が必須です。
■ プロ視点の内部事情
設計初期で分け方を決めないと、「後付けツートン」になりやすいです。
2-3. 流行だけで色を選んでしまった【数年後に古く見える】
■ 結論要約
流行色だけで決めた外壁ツートンは、劣化が早い。
■ 流行に左右されやすい色
濃いグレー
スモーキーカラー
コントラスト強め配色
これらは、登場した直後は非常におしゃれに見えます。
しかし数年後、
「あの時代っぽい外観」
になりやすいのも事実です。
■ よくある後悔の声
「当時はかっこよかったけど、今見ると派手」「周囲の家と比べて浮いてきた」
これは、
外壁は流行より“定着”が重要
という証拠です。
■ Q&A:流行を取り入れるのはダメ?
Q. トレンドを入れるのは避けるべき?
A. メインではなく、アクセントとして使うのが安全です。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁で後悔が少ないのは、「10年後も違和感がない配色」を選んだ家です。
第2章まとめ|ダサい外壁ツートンは「選び方」で決まる
この章の要点を整理します。
色の相性を考えていない
分ける位置が建物と合っていない
流行だけで決めてしまった
ダサい外壁ツートンは、センスではなく「判断プロセス」の問題です。

「ダサい外壁ツートン」は、感覚や好みの問題に見えがちですが、実際には**色の扱い方に明確な“失敗パターン”**があります。
この章では、完成後に違和感が出やすい外壁ツートンについて、なぜダサく見えるのかを“色の理屈”で分解します。
3-1. 明度・彩度のバランス不足【色の強さが揃っていない】
■ 結論要約
明度・彩度のバランスが崩れると、外壁ツートンは一気に安っぽく見える。
■ 明度・彩度とは何か(超要約)
明度:色の明るさ(白に近いほど高い)
彩度:色の鮮やかさ(ビビッドほど高い)
外壁ツートンでは、この2つの差が非常に重要です。
■ よくある失敗例
明度が近すぎて境目がぼやける
彩度が高い色同士で主張し合う
片方だけ強すぎて浮いて見える
結果として、
「色は2色あるのに、デザインとして成立していない」
状態になります。
■ 失敗・成功の比較(明度・彩度)
状態 | 見え方 |
明度差が適切 | 立体感・安定感 |
明度差が小さい | のっぺり・ぼやけ |
彩度が高すぎ | 派手・チープ |
彩度控えめ | 上品・長持ち |
■ Q&A:コントラストは強い方がいい?
Q. ツートンならコントラストは強い方が良い?
A. 強すぎると住宅規模では粗く見えるため注意が必要です。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁ツートンで後悔が少ない家は、「目立たせる」より「整える」配色をしています。
3-2. 面積比を考えていない【色の量が逆転している】

■ 結論要約
外壁ツートンの失敗は「色の比率ミス」で起きることが多い。
■ 面積比が重要な理由
同じ2色でも、
7:3
5:5
3:7
で、印象はまったく変わります。
外壁では基本的に、
ベースカラーが7〜8割、アクセントが2〜3割
が最も安定します。
■ ダサく見えやすい面積比
面積比 | 問題点 |
5:5 | 主役がなく落ち着かない |
3:7 | 重心が不安定 |
細かく分断 | 雑・チープ |
特に、
「上下を完全に半分ずつ」
は、想像以上に失敗率が高い分け方です。
■ Q&A:5:5はなぜダメ?
Q. 均等に分けるとバランス良さそうですが?
A. 外壁では視覚的な主従が必要なため、均等は不安定に見えます。
■ プロ視点の内部事情
パースでは良く見えても、実物では「色がぶつかっている」印象になることが多いです。
3-3. 屋根・サッシ色との不一致【外壁だけで考えている】
■ 結論要約
外壁ツートンは「外壁単体」で決めると失敗する。
■ 見落とされがちな固定色
外観には、すでに変えにくい色が存在します。
屋根
サッシ
玄関ドア
雨樋
これらを無視して外壁色を決めると、
完成後に「何か合っていない」違和感
が出ます。
■ よくある失敗パターン
外壁はおしゃれだが、サッシが浮く
屋根色と外壁のトーンが合わない
玄関だけ異質に見える
これは、
配色の「視野が狭い」状態
が原因です。
■ 外観全体の色バランス(考え方)
要素 | 優先度 |
屋根 | 高 |
サッシ | 高 |
外壁 | 中 |
アクセント | 低 |
■ Q&A:サッシは妥協すべき?
Q. 外壁に合わせてサッシ色を選べますか?
A. 選べますが、コストや選択肢に制限が出る場合があります。
■ プロ視点の実体験コメント
外観全体で見たとき、「どれか一つだけ浮いている」家は、ほぼ配色の順序を間違えています。
第3章まとめ|ダサさは「色の理屈」を知らないと生まれる
この章の要点を整理します。
明度・彩度のバランスが重要
面積比を誤ると一気に不安定になる
外壁だけで色を決めると失敗する
ダサい外壁ツートンは、感覚ではなく「理屈」を無視した結果です。

外壁ツートンで後悔した人の多くが、口を揃えて言うのがこの言葉です。
「カタログでは良く見えたんです…」
実はこの感覚、外壁ツートンの失敗では最も多い原因のひとつです。
この章では、なぜカタログ・パース・施工例では問題なく見えた外壁が、完成後に「ダサい外壁ツートン」に感じられてしまうのかを整理します。
4-1. 実物とイメージの違い【面積と質感のギャップ】
■ 結論要約
外壁は「小さなサンプル」で見る色と、「家全体」で見る色が別物。
■ 色見本・カタログの限界
外壁選びでは、多くの場合、
A4サイズ程度の色見本
カタログ写真
タブレットやモニターの画像
を見て判断します。
しかし実際の外壁は、
数十㎡〜100㎡以上の“巨大な面積”
です。
この差が、完成後の印象を大きく狂わせます。
■ よくある完成後の違和感
「思ったより色が濃い」
「派手すぎて落ち着かない」
「安っぽく見える」
これは、面積効果(色は広くなるほど強く見える)が原因です。
■ Q&A:薄めの色を選べば安心?
Q. 色見本より薄い色を選ぶといい?
A. 基本的には有効ですが、ツートンでは組み合わせ全体で考える必要があります。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁色で後悔が少ない人ほど、「思っているより一段控えめ」を選んでいます。
4-2. 周囲の建物・景観とのズレ【家単体では判断できない】
■ 結論要約
外壁は「家単体」ではなく「街並みの一部」として見られる。
■ なぜ周囲との関係が重要なのか
カタログや施工例では、
背景が整理されている
他の建物が映らない
理想的な角度・天候
で撮影されています。
しかし実際には、
隣の家道路電柱植栽
と並んで外観が見られます。
■ ダサく見えやすいケース
周囲が落ち着いた色なのに、自宅だけコントラスト強め
同じ分譲地で1棟だけツートンが強調されている
自然環境(緑・空)と色が合っていない
こうした場合、
「浮いている=ダサい」
と感じられやすくなります。
■ Q&A:個性を出すのは悪い?
Q. 目立つ外観は避けた方がいい?
A. 目立つ=悪ではありませんが、調和を無視すると違和感になります。
■ プロ視点の内部事情
分譲地では、「1棟だけ後悔する家」が出やすいのが外壁ツートンです。
4-3. 日当たり・影の影響【時間帯で見え方が変わる】
■ 結論要約
外壁ツートンは、光と影で印象が大きく変わる。
■ 見落とされがちなポイント
午前と午後で色の見え方が違う
北面・南面で明度が変わる
凹凸部分に影が落ちる
特にツートン外壁は、
色の切り替え部分が影で強調されやすい
という特徴があります。
■ ダサく見える瞬間
影で色の境界が強調されすぎる
濃色側が重く沈んで見える
立体感ではなく「分断感」が出る
これは設計段階ではほとんど検証されません。
■ Q&A:影は事前に確認できる?
Q. 日当たりの影響は事前に分かりますか?
A. ある程度は分かりますが、時間帯別の確認が理想です。
■ プロ視点の実体験コメント
ツートン外壁は、晴天時だけでなく、曇り・夕方の見え方も重要です。
第4章まとめ|「良く見えた」は錯覚であることが多い
この章の要点を整理します。
小さな色見本と実物では印象が違う
周囲の建物と並んで初めて評価される
日当たり・影で表情が変わる
ダサい外壁ツートンは、判断材料が不足したまま決めた結果であることがほとんどです。

ここまでで見てきた通り、ダサい外壁ツートンは「偶然」ではなく、多くが判断ルールを知らずに決めた結果です。
逆に言えば、いくつかの基本ルールを押さえるだけで、ツートン外壁は一気に安定感のあるデザインになります。
5-1. ベースカラーとアクセントカラーの考え方【主役は1色】
■ 結論要約
ツートン外壁でも、主役は必ず1色にする。
■ なぜ「主役」を決める必要があるのか
ダサい外壁ツートンの多くは、
どちらも主張している
どちらがメインか分からない
という状態です。
住宅外観では、
「主役1色+脇役1色」
が最も視覚的に安定します。
■ ベース/アクセントの役割
役割 | 割合目安 | ポイント |
ベースカラー | 70〜80% | 落ち着き・耐久性 |
アクセントカラー | 20〜30% | 立体感・個性 |
この比率を崩すと、外壁ツートンは一気に不安定になります。
■ Q&A:アクセントは濃い色がいい?
Q. アクセントは濃い色の方がいい?
A. 必須ではありません。明度差があれば成立します。
■ プロ視点の実体験コメント
うまくいっている外壁ツートンほど、「ほとんど単色」に見えるくらい控えめです。
5-2. 色数を増やしすぎない【2色+αが限界】

■ 結論要約
外壁ツートンは「2色まで」が基本。
■ なぜ色数が増えるとダサくなるのか
外壁にはすでに、
屋根
サッシ
玄関ドア
雨樋
といった複数の色要素が存在します。
そこにさらに、
外壁2色
木目
タイル
を重ねると、
情報量が多すぎて、雑な印象
になります。
■ 安定しやすい色数ルール
要素 | 推奨 |
外壁 | 2色まで |
木目 | 1箇所程度 |
金属色 | サッシに統一 |
■ Q&A:3色ツートンはアリ?
Q. 外壁3色は絶対ダメ?
A. 可能ですが、設計難易度が一気に上がります。
■ プロ視点の内部事情
営業提案で色数が多い場合、「映え重視」であることが少なくありません。
5-3. 分ける位置をシンプルにする【線は少ないほどいい】
■ 結論要約
ツートン外壁は「分け方が9割」。
■ ダサくならない分け方の基本
おすすめなのは、
軒ライン
バルコニー下
凹凸の切れ目
など、建物の構造に沿ったラインです。
■ NGになりやすい分け方
窓の途中で切る
意味のない高さで水平分割
面ごとに色を変える
これらは、
「後付け感」が強く出る
原因になります。
■ 分け方の良し悪し比較(簡易)
分け方 | 印象 |
構造ラインに沿う | 自然・上品 |
無意味なライン | 雑・安っぽい |
最小限の切替 | 長く飽きない |
■ Q&A:左右分けはどう?
Q. 左右ツートンはアリ?
A. 形状次第ですが、難易度は高めです。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁で失敗しない家ほど、「線が少ない」デザインを選んでいます。
第5章まとめ|ルールを守ればツートンはダサくならない
この章のポイントを整理します。
主役カラーを1色決める
色数を増やしすぎない
分ける位置はシンプルに
ダサい外壁ツートンを避けるコツは、センスではなく「基本ルールの遵守」です。

外壁ツートンは、決めた瞬間よりも、完成後の“毎日の視界”で評価されるデザインです。
この章では、「ダサい外壁ツートン」にならないために、色を確定する直前に必ず確認してほしいポイントを整理します。
6-1. パースや実例で最終確認する【平面思考をやめる】
■ 結論要約
色見本だけで決めない。必ず「立体」で確認する。
■ なぜパース確認が必須なのか
外壁ツートンの失敗例の多くは、
色見本
カタログ写真
口頭イメージ
だけで決めてしまったケースです。
しかし実際の住宅は、
立体 × 日当たり × 周囲環境
で見え方が変わります。
■ 確認すべきパースのポイント
正面だけでなく斜め・側面も見る
影が出た状態も確認
可能なら「曇天パターン」も想像
最低でも、
「この家が街に建っている姿」
を意識して確認しましょう。
■ Q&A:パースはどこまで信用できる?
Q. CGパースは実物と同じですか?
A. 完全一致ではありませんが、確認しないより圧倒的に安全です。
■ プロ視点の実体験コメント
パースを見て「少し派手かな?」と感じた場合、実物ではほぼ確実に派手になります。
6-2. 周囲の家とのバランスを見る【自宅だけで判断しない】
■ 結論要約
外壁は「比較される存在」だと理解する。
■ 見落とされがちな視点
外壁を決めるとき、多くの人は「自分の家」しか見ていません。
しかし実際には、
隣家
向かいの家
同じ分譲地
と常に並んで見られます。
■ バランスを崩しやすいケース
周囲が淡色中心なのに自宅だけ濃色ツートン
同じ分譲地で1棟だけコントラスト強め
自然の多い地域で無機質カラーを多用
これらは、
完成後に「浮いて見える」原因
になります。
■ 簡易チェックリスト
□ 周囲の外壁色を写真で確認した
□ 同系トーンの家が多いか把握した
□ 目立たせたい理由を説明できる
2つ以上チェックが付かない場合、再検討の価値ありです。
■ Q&A:個性は出せない?
Q. 周囲に合わせると無難すぎませんか?
A. 個性は**色ではなく“使い方”**で出せます。
■ プロ視点の内部事情
「派手にしたい」という要望ほど、完成後に後悔する確率が高い傾向があります。
6-3. 第三者の意見を取り入れる【身内以外の視点】
■ 結論要約
外壁ツートンは“第三者チェック”で失敗率が下がる。
■ なぜ第三者が必要なのか
打ち合わせの場では、
家族:好みに寄りがち
営業:否定しにくい
設計:施主意向を優先
という構図になりやすく、客観性が失われがちです。
■ おすすめの第三者視点
設計経験者
住宅に詳しい知人
第三者住宅相談
重要なのは、
「忖度なく違和感を指摘してくれる人」
です。
■ Q&A:誰に見せればいい?
Q. 友人に見せても大丈夫?
A. 問題ありませんが、率直な人を選びましょう。
■ プロ視点の実体験コメント
外壁で後悔しなかった家は、ほぼ例外なく「一度は第三者に止められています」。
第6章まとめ|決定前のひと手間が後悔を防ぐ
この章の要点を整理します。
パース・実例で立体確認
周囲の家と並べて考える
第三者の視点を入れる
ダサい外壁ツートンを防ぐ最大のポイントは、「自分の感覚だけで決めないこと」です。

ここまで「ダサい外壁ツートン」という不安や疑問に対して、原因・失敗パターン・回避ルール・最終確認までを整理してきました。
最後に、なぜ外壁ツートンで後悔が起きるのか、そしてどうすれば失敗しないのかを総括します。
7-1. 「ダサい外壁ツートン」になる本当の理由【総整理】
外壁ツートンで後悔する人の多くは、次のような共通点を持っています。
■ よくある判断ミスの積み重ね
色を「好き嫌い」だけで選んだ
カタログや小さな色見本で決めた
周囲の家や街並みを見ていなかった
分け方(ライン)を深く考えていなかった
これらはすべて、
センス不足ではなく、判断プロセスの不足
です。
つまり、
ダサい外壁ツートンは、誰にでも起こり得る失敗
なのです。
7-2. ダサくならない外壁ツートンの本質【成功例の共通点】
一方で、長年見ても違和感のないツートン外壁には、明確な共通点があります。
■ 成功している外壁ツートンの特徴
ベースカラーが明確(主役は1色)
明度・彩度が抑えられている
面積比が7:3前後で安定している
分ける位置が建物形状と一致している
屋根・サッシ・外構と調和している
これらはすべて、感覚ではなく「ルール」に基づいた選択です。
7-3. 専門家視点のアドバイス(要約)
プロ視点の総合コメント
外壁ツートンは「おしゃれ上級者向け」ではないルールを知れば、誰でも失敗を避けられる派手さより「10年後の違和感のなさ」を重視すべき最後は必ず第三者の視点を入れること
最終結論|外壁ツートンは「センス」ではなく「設計思考」で決まる
外壁ツートンがダサくなるかどうかは、センスの有無ではありません。
配色の基本ルールを知っているか
家単体ではなく、環境込みで考えているか
最終判断前に立ち止まれているか
この違いだけです。
ダサい外壁ツートンという言葉が気になった今こそ、「なんとなく決める」から**「根拠を持って選ぶ」**へ切り替えるタイミングです。
発行元・団体 | 資料名・内容 | 本記事での参照ポイント | URL |
公益社団法人 色彩検定協会 | 色彩検定 公式テキスト/色の基礎理論 | 明度・彩度・配色バランスの基礎 | |
国土交通省 | 景観形成ガイドライン・景観法 | 周囲の建物・街並みとの調和 | |
日本建築学会 | 建築デザイン・外装計画に関する資料 | 建物形状と配色・分節の考え方 | |
住宅金融支援機構 | 住宅の外観・住環境に関する調査資料 | 長期視点での外観評価 | |
日本サイディング協会 | 外壁材の種類・色選びの注意点 | サイディング色の見え方・面積効果 | |
日本色彩学会 | 色の視覚効果・面積効果の研究 | 小サンプルと実物の差 | |
各自治体(例:東京都・京都市) | 景観色彩ガイドライン | 落ち着いた外観配色の指針 |
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