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新築工事の全貌!着工から引渡しまでの工程を徹底解説

  • 執筆者の写真: 将士 飴本
    将士 飴本
  • 8月23日
  • 読了時間: 16分

更新日:8月24日

目次

1-1. 新築工事とは?基本的な流れを理解しよう

1-2. 家を建てる手順:新築工事の工程表

1-3. 新築工事の対象:一戸建てと注文住宅の違い

2-1. 土地選びのポイントと地盤調査

2-2. 設計プランの重要性とポイント

2-3. 契約と予算設定:失敗しないために

3-1. 地鎮祭から始まる新築工事の着工

3-2. 基礎工事の流れと必要期間

3-3. 上棟式と屋根設置の重要性

4-1. 工事監理の役割と施工ミス対策

4-2. 工事中の騒音や近隣への配慮

4-3. 施工状況の報告とチェックリスト

5-1. 完成検査と施主によるチェック

5-2. 引渡し前の最終確認と必要要件

5-3. 新築住宅の引渡しに関する注意点

6-1. 新築工事の費用内訳と概算

6-2. 新築工事に利用できる補助金情報

6-3. 費用を抑えるための工夫と対策

7-1. 大工や業者選びのポイント

7-2. 住まいづくりの計画とスケジュール管理

7-3. 住んでからのメンテナンスとリフォームの考え方

新築工事の全貌!着工から引渡しまでの工程を徹底解説

第1章:新築工事の全体像


1-1. 新築工事とは?基本的な流れを理解しよう

新築工事とは、まっさらな土地にゼロから建物をつくり上げる住宅建設のことを指します。多くの場合、設計士・工務店・ハウスメーカーが関わり、施主(建て主)が主導して進行します。流れとしては以下の通りです。


新築工事の一般的な流れ(概要)

  1. 事前準備(資金計画・土地探し・設計)

  2. 契約締結

  3. 着工(地鎮祭・基礎工事)

  4. 上棟・構造体工事

  5. 内装・外装工事

  6. 完成検査・引渡し


✅ ポイント

新築工事は「準備」「施工」「検査・引渡し」という3つのフェーズに大別できます。それぞれの段階で必要な知識を持つことで、後悔のない家づくりにつながります。



1-2. 家を建てる手順:新築工事の工程表

工事は通常 4~6か月程度 かかります(規模や仕様により変動)。以下は代表的な工程表です。

工程

内容

期間目安

事前準備

設計・資金計画・契約

1~3か月

基礎工事

地盤改良・基礎打設

2~4週間

上棟・構造

骨組み・屋根・外壁

1~2か月

内装工事

断熱・設備・仕上げ

1~2か月

検査・引渡し

施主立会い・登記

1~2週間

📌 チェックリスト

例工程ごとの写真を残してもらう進捗が遅れていないか週単位で確認契約内容と実際の施工が一致しているかをチェック



1-3. 新築工事の対象:一戸建てと注文住宅の違い

「新築工事」といっても、対象は大きく分けて以下の2種類です。

  • 建売住宅(分譲住宅) 完成済みの建物を購入する形式。工事は販売業者が担い、施主は関与しにくい。価格は比較的安価。

  • 注文住宅 施主の要望を反映し、間取り・仕様を自由に設計できる住宅。工事に深く関わるため、工程理解が必須。


👷‍♂️ プロのアドバイス

注文住宅では「設計段階の決定事項」がそのまま工事工程に影響します。例えば窓の位置やコンセント数など、小さな設計変更が工期や費用増加につながるため、早い段階での確認が重要です。



第2章:新築工事の事前準備

新築工事の事前準備

2-1. 土地選びのポイントと地盤調査

新築工事の第一歩は「土地探し」です。立地条件・周辺環境・将来の資産価値まで含めて判断する必要があります。


土地選びのチェックポイント

  • 駅・バス停・学校・病院などの生活利便性

  • 土地の形状(整形地か不整形地か)と日当たり

  • 建ぺい率・容積率などの法規制

  • ハザードマップでの災害リスク(洪水・地震・液状化など)

土地が決まったら、地盤調査 を必ず実施します。軟弱地盤だと「地盤改良工事」が必要になり、50万〜200万円程度の追加費用が発生するケースもあります。


👷‍♂️ プロのアドバイス

「安い土地には理由がある」とよく言われます。価格だけで判断せず、必ず地盤の強度・インフラの有無(上下水道・ガス・電気)を確認しましょう。



2-2. 設計プランの重要性とポイント

土地が決まったら、次は 設計プラン。ここで決まる内容は、以後の工事スケジュールや費用に直結します。


設計プランで決めるべき項目

  • 間取り(家族構成・将来のライフスタイルを想定)

  • 耐震・断熱性能のレベル

  • キッチンや水回りの設備グレード

  • 外観デザイン(屋根形状・外壁素材)

注文住宅の場合、施主の要望を反映できる反面、「決めることが多すぎて疲れる」という声も多いです。

設計の自由度

メリット

デメリット

フルオーダー

完全自由設計、理想の家を実現

設計料が高額、時間がかかる

セミオーダー

プランを基にカスタマイズ

コストと自由度のバランスが良い

規格住宅

価格が明確、工期が短い

デザインの自由度が低い

📌 実体験談

筆者が担当した施主様で「収納を多めに」と要望された方がいました。結果、設計段階で徹底的に検討したため、入居後は「物が散らからず家事が楽になった」と非常に満足されていました。



2-3. 契約と予算設定:失敗しないために

設計が固まったら、いよいよ契約です。この段階での「予算の見積もり」が後のトラブルを左右します。


予算設定の基本構成(例)

  • 本体工事費:約70%

  • 付帯工事費:約20%(外構・地盤改良・解体費など)

  • 諸費用:約10%(登記費用・火災保険・住宅ローン手数料など)

たとえば総額3,000万円の新築なら、本体工事2,100万円+付帯工事600万円+諸費用300万円 が目安です。


⚠️ よくある落とし穴

契約後に「オプション費用」が加算される外構工事が見積もりに含まれていない諸費用を見落とし、資金ショートする

❓Q&A形式で補足

Q:なぜ契約後に追加費用が発生するの?
A:標準仕様に含まれない設備や仕様を追加するからです。特に「照明・カーテン・エアコン」など生活必需品が抜けているケースは要注意です。

👨‍💼 プロのコメント

契約前に「見積書の内訳が具体的か」を確認してください。「一式」や「その他工事」と書かれた項目は要注意です。必ず細かい単価や数量を確認し、不明点は質問しましょう。



第3章:着工からの作業スケジュール

着工からの作業スケジュール

3-1. 地鎮祭から始まる新築工事の着工

新築工事のスタートは 地鎮祭(じちんさい) から始まります。これは、工事の安全と家の繁栄を祈る日本の伝統行事です。


地鎮祭の概要

  • 実施時期:着工直前

  • 費用目安:3万〜5万円(神主への謝礼+お供え物)

  • 用意するもの:初穂料、お供え物(酒・米・塩・魚・果物など)

地鎮祭を行わない施主も増えていますが、特に地元工務店や神社と関わりが深い地域では習慣的に行われます。


👷‍♂️ プロの視点

地鎮祭は単なる儀式ではなく、施主・施工会社・職人が一堂に会する最初の場でもあります。顔合わせを兼ねる意味でも大切です。



3-2. 基礎工事の流れと必要期間

地鎮祭の後、いよいよ 基礎工事 が始まります。基礎は家の「土台」にあたる重要工程であり、手抜き工事を防ぐためのチェックが必須です。


基礎工事の工程

  1. 遣り方出し:建物の位置・高さを決定する

  2. 根切り工事:基礎をつくるために土を掘る

  3. 配筋工事:鉄筋を組み、構造強度を確保

  4. コンクリート打設:流し込み、硬化まで養生

  5. 型枠解体:固まったら型枠を外す


期間の目安:2〜4週間(天候により変動)

基礎工事の種類

特徴

メリット

デメリット

ベタ基礎

床全面をコンクリートで覆う

耐震性・耐久性に優れる

コストが高め

布基礎

建物の壁下に沿って基礎をつくる

費用を抑えられる

湿気対策が必要

📌 チェックリスト

例配筋が図面通りか写真で確認コンクリートの養生期間が十分かひび割れがないか施工会社に報告を依頼



3-3. 上棟式と屋根設置の重要性

基礎工事が終わると、木材を組み立てる 上棟(棟上げ) 工事に入ります。骨組みが一気に立ち上がるため「家づくりを実感できる瞬間」とも言われます。


上棟式の流れ

  • 日程:基礎工事終了後すぐ

  • 内容:柱・梁を組み立て、屋根の骨組みを完成させる

  • 上棟式の費用:3万〜10万円(職人へのご祝儀・飲食代)

屋根工事は建物を雨風から守る役割を持ち、雨仕舞(あまじまい) が非常に重要です。雨仕舞が不十分だと、雨漏りや結露の原因になります。


👨‍💼 プロのアドバイス

上棟式の有無は自由ですが、現場のモチベーションにつながるため実施をおすすめします。屋根材は「瓦」「スレート」「金属屋根」など種類があり、耐久性とコストのバランスを考えて選びましょう。



第4章:工事中の管理と検査

工事中の管理と検査

4-1. 工事監理の役割と施工ミス対策

新築工事では「施工管理」と「工事監理」が混同されがちですが、本来は異なる役割を持ちます。

  • 施工管理:工務店や建設会社が行う、工事の進行・安全・工程管理

  • 工事監理:設計士や建築士が行う、図面通りに施工されているかの確認


📌 重要ポイント

工事監理者がきちんと現場に来ているか確認配筋検査・構造検査などは写真付きで報告してもらう第三者検査機関(JIO・住宅保証機構など)の利用も有効

よくある施工ミス例

  • 基礎の鉄筋のかぶり厚不足

  • サッシ取り付けの水平ズレ

  • 断熱材の隙間施工


👨‍💼 プロのアドバイス

建築士に「工事監理報告書」を残してもらうと、後々のトラブル防止や住宅ローン審査でも有効に働きます。



4-2. 工事中の騒音や近隣への配慮

新築工事では必ず「近隣への影響」が出ます。特に騒音・振動・工事車両の駐車がトラブルの原因となりやすいです。


近隣トラブルを防ぐ対策

  • 着工前に「工事のお知らせ」を配布する

  • 作業時間を守る(通常は8:00〜18:00)

  • ゴミ・資材を現場に散乱させない

  • 養生シートで粉塵や塗料の飛散を防ぐ

よくあるトラブル

原因

予防策

騒音クレーム

解体・基礎工事の騒音

着工前に説明+工期を伝える

駐車トラブル

職人車両の路上駐車

駐車場を確保、近隣へ配慮

ゴミの散乱

廃材処理不十分

定期的に清掃・養生を徹底

📝 実体験エピソード

筆者が担当した現場では、基礎工事中に騒音で苦情が入りました。しかし、事前に配布した「工事スケジュール表」が役立ち、「あと2週間で基礎が終わる」と伝えることで大きなトラブルに発展せずに済みました。



4-3. 施工状況の報告とチェックリスト

工事中は「見えない部分」が多く、不安になる施主も少なくありません。そのため、定期的な報告を受け、チェックリストをもとに確認することが重要です。


施主用チェックリスト例

  • 週1回以上の進捗報告を受けているか

  • 写真付きで施工状況を共有してもらっているか

  • 設計図面と実施工に差異がないか

  • 契約外の追加工事が発生していないか

また、工務店によっては「施主立ち会い検査」を複数回実施します。


代表的なのは以下の3つです。

  1. 配筋検査(基礎工事中)

  2. 構造検査(上棟後、断熱材施工前)

  3. 完了検査(完成時)


👷‍♂️ プロのコメント

建築中の写真や検査報告を残すことは、後々のリフォームや売却時にも「安心材料」となります。ぜひデータで保管しておきましょう。



第5章:完成と引渡しの流れ

完成と引渡しの流れ

5-1. 完成検査と施主によるチェック

工事がすべて終わったら、まずは 完成検査(竣工検査) を行います。ここで不具合を見落とすと、入居後に後悔する原因となります。


完成検査でチェックすべきポイント

  • クロス(壁紙)の剥がれ・汚れがないか

  • 床やフローリングにキズや凹みがないか

  • 建具(ドア・窓)がスムーズに開閉するか

  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ)の水漏れがないか

  • コンセント・照明が図面通りに配置されているか

チェック項目

よくある不具合

確認方法

壁・天井

クロスの隙間・汚れ

光を当てて角度を変えて確認

キズ・沈み

素足や靴下で歩いて違和感をチェック

開閉不良・隙間風

すべて開閉して確認

設備

水漏れ・動作不良

実際に水を流し・スイッチを入れて確認

👨‍💼 プロのアドバイス

完成検査は「1日で終える」ものではありません。可能であれば複数回に分けて行い、昼間・夜間の両方で照明や日当たりも確認しましょう。



5-2. 引渡し前の最終確認と必要要件

完成検査で修正があった場合は「手直し工事」を経て、いよいよ 引渡し前の最終確認 です。


引渡し前に確認すべきこと

  • 住宅ローンの本審査・融資実行の手続き

  • 建物登記(所有権保存登記・抵当権設定登記)

  • 火災保険・地震保険の加入

  • 保証書・取扱説明書・鍵の受け取り

また、ハウスメーカーや工務店によっては アフターサービス基準書 を受け取れます。10年保証(瑕疵担保責任)に加え、シロアリ保証や設備保証など、各社の内容を確認しましょう。


⚠️ 注意点

鍵の受け渡しと同時に「施主の責任」が始まります。引渡し後の不具合は保証対象かどうかを必ず確認しておきましょう。



5-3. 新築住宅の引渡しに関する注意点

引渡し後はすぐに入居準備を始められますが、実は「引渡しの瞬間」が一番トラブルが多いと言われます。


よくある引渡し後のトラブル例

  • 入居後にクロスの浮きや建具のズレを発見

  • 住み始めてから雨漏りや断熱不良が発覚

  • 契約に含まれるはずの外構工事が未完成

これを防ぐには、「引渡しチェックリスト」 を用意して臨むのが有効です。


引渡しチェックリスト例

  • 鍵はすべて受け取ったか(合鍵・スペア含む)

  • 設備保証書・取扱説明書は一式揃っているか

  • 登記関連の書類はすべて完了しているか

  • アフターサービスの連絡先を把握しているか


📝 実体験エピソード

ある施主様は、引渡し後に「外構が未完成だった」ことに気づきました。契約書には「外構工事込み」と明記されていたため、工務店に再施工を依頼できましたが、確認不足で引渡しを了承してしまうと交渉が難しくなるケースもあります。



第6章:新築工事にかかる費用

新築工事にかかる費用

6-1. 新築工事の費用内訳と概算

新築工事にかかる費用は「本体工事費」「付帯工事費」「諸費用」の3つに分けられます。


費用の基本構成(目安)

  • 本体工事費:約70% 建物そのものの建築費(基礎・構造・屋根・内外装など)

  • 付帯工事費:約20% 地盤改良、外構工事、解体工事、インフラ整備(上下水道・ガス)など

  • 諸費用:約10% 登記費用、火災保険、住宅ローンの手数料、引越し費用など

総額3,500万円のケース

費用配分

金額目安

本体工事費

70%

約2,450万円

付帯工事費

20%

約700万円

諸費用

10%

約350万円

📌 チェックポイント

「本体価格◯◯万円!」という広告に惑わされないこと。本体工事費以外に必ず付帯工事費や諸費用が発生するため、総額で資金計画を立てましょう。



6-2. 新築工事に利用できる補助金情報(2025年最新)

2025年現在、新築住宅に関しては「省エネ」「子育て支援」「地域活性化」などを目的とした補助金制度が充実しています。


代表的な補助金・制度

  • こどもエコすまい支援事業(国交省) 高断熱住宅や省エネ住宅の新築に最大100万円補助(子育て世帯・若者夫婦世帯が対象)。

  • ZEH(ゼッチ)補助金 太陽光発電+省エネ仕様で最大55万円〜100万円補助。

  • 自治体独自の補助金 例:東京都は「木造住宅耐震化補助」、地方自治体では「移住促進補助」など。

補助金制度

対象

補助額(上限)

条件

こどもエコすまい支援

子育て・若者夫婦世帯

100万円

省エネ性能を満たす新築

ZEH補助金

全世帯

55〜100万円

ZEH仕様+太陽光導入

自治体独自制度

地域移住者など

50〜200万円

自治体ごとに異なる

👨‍💼 プロのアドバイス

補助金は「申請先着順」「予算上限あり」のケースが多いため、設計段階で確認+早めの申請が鉄則です。



6-3. 費用を抑えるための工夫と対策

新築工事はどうしても数千万円規模になりますが、工夫次第で数百万円の節約も可能です。


コストダウンの工夫

  • 標準仕様を確認する:必要な設備がオプション扱いになっていないか確認

  • シンプルな間取りにする:凹凸の少ない四角い間取りは工事コストを抑えやすい

  • 外構工事は後回しも可能:引渡し後にDIYや別業者依頼でコスト削減

  • 複数社比較:同じ仕様でもハウスメーカーによって100万〜300万円の差が出る


よくある失敗例

  • デザイン性を優先して施工費が膨らむ

  • 水回りを1階・2階に設置して配管工事費が倍増

  • ローン返済計画を考えずに「予算オーバー」


📝 実体験エピソード

筆者の担当した施主様は、当初外構も含めて契約しようとしましたが、外構を別業者に依頼した結果、同じ内容で約80万円コストダウンできました。



第7章:家づくり成功のためのヒント

家づくり成功のためのヒント

7-1. 大工や業者選びのポイント

新築工事の満足度は、「どの業者に依頼するか」 で大きく左右されます。


業者選びの基準

  • 実績と評判:過去の施工事例や口コミを必ず確認

  • 見積書の透明性:「一式」ではなく明細が明確か

  • 保証内容:アフターサービスや長期保証の有無

  • 担当者との相性:不安や疑問に丁寧に答えてくれるか

業者タイプ

特徴

メリット

デメリット

大手ハウスメーカー

ブランド力・安定感

保証が充実、全国対応

費用が高め

地元工務店

地域密着・柔軟対応

コストを抑えやすい

担当者の力量差が大きい

設計事務所+工務店

デザイン性重視

独自性のある家が実現

打合せ時間が多くかかる

👨‍💼 プロのコメント

「見積もりの比較」は必須です。1社だけで判断すると相場が分からず、数百万円の差が出ることもあります。



7-2. 住まいづくりの計画とスケジュール管理

家づくりは長期戦です。資金計画から入居まで、1〜2年のスケジュールを見越して動くと安心です。


新築工事の標準スケジュール例

  1. 情報収集・相談(3〜6か月)

  2. 土地探し・設計打合せ(3〜6か月)

  3. 契約・住宅ローン審査(1〜2か月)

  4. 着工〜完成(4〜6か月)

  5. 完成検査・引渡し(1か月)


📌 注意点

土地探しが長引くと全体スケジュールが大幅に遅れる金融機関の審査や補助金申請には時間がかかる引渡し希望時期(例:子どもの進学前)から逆算して動くこと



7-3. 住んでからのメンテナンスとリフォームの考え方

新築工事は「引渡し」で終わりではなく、住んでからが本当のスタートです。


入居後に必要なメンテナンス例

  • 1年目:定期点検(クロスの隙間・建具調整など)

  • 5年目:外壁のコーキング補修

  • 10年目:屋根・外壁の塗装、設備機器の交換時期

  • 15〜20年目:水回りリフォーム(キッチン・浴室)


👷‍♂️ プロのアドバイス

定期点検は必ず受けてください。小さな不具合を早めに直すことで、将来の大規模修繕を防げます。

まとめ:新築工事を成功させるために

新築工事は「事前準備 → 着工 → 工事中の管理 → 完成・引渡し → 入居後の維持管理」という長いプロセスを経て成り立ちます。


成功の秘訣は3つ

  1. 工程を理解する:流れを把握して不安を減らす

  2. 見積もり・契約を透明にする:追加費用の落とし穴を防ぐ

  3. 入居後もメンテナンスを継続する:長期的な安心と資産価値を守る


📌 参考文献・出典


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