注文住宅で削れるところはどこ?無理なくコストダウンする方法
- 見積もりバンク担当者

- 5月17日
- 読了時間: 14分
更新日:11月22日
更新日:2025年11月10日
注文住宅は自由度が高い反面、費用が膨らみやすいのが現実です。「もう少し削れるところはないかな?」「後悔しないコストダウンの方法が知りたい」と感じている方も多いでしょう。実際に、同じ延床面積でも数百万円の差が出ることは珍しくありません。
本記事では、注文住宅で削れるところ をテーマに、間取り・設備・外構・仕上げ材など、無理のないコストダウン方法を徹底解説します。さらに、削ってはいけない部分や、補助金・助成金を活用する方法、実際の成功事例まで紹介。
「どこを工夫すれば総額を抑えられるのか?」を明確にすることで、理想の家づくりと家計のバランスを両立できるはずです。

目次
1-1: 全体の予算を把握する方法
1-2: 注文住宅の平均費用と削減可能な部分
1-3: 後悔しないための初期費用の目安
2-1: 間取りにおける見直しポイント
2-2: 設備の選択肢とコストへの影響
2-3: 外構部分のコストダウンテクニック
2-4: 屋根材や外壁のグレードを調整する方法
3-1: 諸費用の具体例とその削減方法
3-2: 住宅ローンの賢い利用法
3-3: 建築プランの見積もりを見直すポイント
4: 補助金や助成金の活用法
4-1: 利用可能な主な制度をまとめる
4-2: 助成金対象となる設備と条件
5-1: 実際のケーススタディから学ぶ
5-2: 施主の成功体験と失敗談
6-1: 削減目標の設定と管理
6-2: 将来を見越した資金計画の立て方
7-1: 無理をせずに理想を実現する方法
7-2: 重要視すべき性能や機能の選択

1-1: 全体の予算を把握する方法
注文住宅でまず大切なのは、全体の予算を正しく把握することです。家づくりにおいては「本体工事費」だけでなく、付帯工事・諸費用・外構工事など多岐にわたる費用が発生します。
📌 注文住宅の主な費用項目
本体工事費(建物そのものの工事費用)
付帯工事費(地盤改良、給排水工事、電気工事など)
諸費用(設計料、登記費用、火災保険料、住宅ローン関連費用など)
外構工事費(駐車場、庭、フェンスなど)
💡 多くの施主が「建物の本体価格だけ」を基準に考えてしまいますが、実際には総額の20〜30%がこれらの付帯費用で上乗せされるケースが多いです。
👉 アドバイス
予算は「建物+土地+諸費用」で計算する
総予算の 10〜15%を予備費 として確保しておく
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1-2: 注文住宅の平均費用と削減可能な部分
国土交通省や住宅金融支援機構のデータによると、2024年時点で注文住宅の平均建築費用は3,500〜4,500万円程度とされています(延床面積35坪前後)。
📊 注文住宅の費用目安(延床35坪・全国平均)
項目 | 金額目安 | 削減可能性 |
本体工事費 | 2,500〜3,200万円 | △(仕様変更で調整可) |
付帯工事費 | 400〜600万円 | △(相見積もりで削減可) |
諸費用 | 200〜300万円 | ×(大幅削減不可) |
外構工事費 | 300〜500万円 | ◎(仕様変更・DIY可) |
✅ 削れる可能性が高いのは「外構」「仕様グレード」「設備の選定」など。逆に「構造躯体」「耐震性能」「断熱性能」などは削るべきではありません。
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1-3: 後悔しないための初期費用の目安
初期段階で費用を削りすぎると、長期的には「修繕費の増加」「快適性の低下」に直結します。
⚠️ 削ってはいけない部分
断熱性能・気密性能:光熱費に直結
耐震性能:安全性に直結
屋根材・外壁材のグレード:メンテナンス費用に直結
🌟 削れる可能性がある部分
外構工事(最低限で後から追加する)
設備の最新モデル(グレードを落としても機能は十分)
間取りの延床面積(必要以上に広くしない)
💬 プロ視点のコメント
注文住宅で失敗する人の多くは「初期費用をケチって後で修繕費が増える」ケースです。例えば、外壁を安価なサイディングにして10年ごとに再塗装するより、初期投資で耐久性の高い外壁材を選んだ方が、トータルコストは安くなる場合が多いです。
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✅ 第1章まとめ
注文住宅の予算は「建物+土地+諸費用」で考える
削って良い部分と削ってはいけない部分を明確に分ける
長期的な視点で「ライフサイクルコスト」を意識する

2-1: 間取りにおける見直しポイント
注文住宅のコストは、延床面積と間取りの複雑さで大きく変わります。
📌 コストダウンにつながる間取りの工夫
凹凸の少ない四角形の間取り
→ 外壁面積が減り、建築コストが下がる
水回りを集中させる(キッチン・風呂・洗面・トイレ)
→ 配管工事費が削減
吹き抜けを最小限に
→ 空間デザインは魅力的だが、施工費+冷暖房費が増える
収納の取りすぎに注意
→ ウォークインクローゼットや納戸を減らすだけで数十万円の差
💡 プロの視点
実際に「1坪減らすだけで30〜40万円の削減」になることも珍しくありません。延床面積を必要最小限にすることが、最も効果的なコスト削減です。
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2-2: 設備の選択肢とコストへの影響
最新モデルや高グレード設備は魅力的ですが、必ずしも必須ではありません。
📊 設備ごとのコスト差
設備 | 高グレード仕様 | 標準仕様 | 差額目安 | 削減可能性 |
システムキッチン | 150〜250万円 | 80〜120万円 | 最大100万円 | ◎ |
ユニットバス | 100〜180万円 | 70〜120万円 | 最大60万円 | ◎ |
トイレ | 40〜70万円 | 20〜40万円 | 最大30万円 | ○ |
玄関ドア・サッシ | 80〜150万円 | 50〜90万円 | 最大60万円 | △ |
👉 省エネ性能に直結する「窓」や「断熱材」は削らないことが鉄則。
👉 一方で「デザイン性の高いキッチン」「最新式のトイレ」などは後からリフォームでも対応可能。
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2-3: 外構部分のコストダウンテクニック
外構は予算オーバーの原因になりやすい項目です。
📌 外構費を削るアイデア
駐車場
→ コンクリート全面舗装ではなく「砂利敷き+部分コンクリート」にする
フェンス
→ 高級アルミ製より、木製やシンプルなネットフェンス
庭
→ 芝生よりも防草シート+砂利の方がメンテナンス費も削減
カーポート
→ 必要なら後付けでもOK
💬 実体験談(40代男性・広島県)
「外構を最小限にして入居後にDIYで少しずつ整えました。結果、見積もりより80万円削減できて、その分をキッチンのグレードアップに回せました。」
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2-4: 屋根材や外壁のグレードを調整する方法
屋根・外壁は見た目とメンテナンス性に直結しますが、グレード選びで大きなコスト差が出ます。
📊 外壁材の比較
外壁材 | 初期コスト | メンテ周期 | ライフサイクルコスト | 削減可能性 |
サイディング(標準) | ◎安い | 10年ごと再塗装 | △長期コスト高 | ○ |
窯業系サイディング(高耐久) | △高い | 15〜20年 | ◎長期コスト安 | △ |
タイル外壁 | ×かなり高い | メンテ不要 | ◎トータル安 | △ |
⚠️ 注意点
「初期費用を削って安い外壁」にすると、10年ごとの再塗装費用(100万円以上)が発生
長期的には「高耐久素材を選んだ方が安い」場合も多い
✅ 第2章まとめ
間取りのシンプル化で数十万円単位の削減が可能
設備は標準仕様をベースに必要な部分だけグレードアップ
外構工事は最小限にして入居後にDIYもあり
外壁や屋根材は長期コストを考えて選ぶこと

3-1: 諸費用の具体例とその削減方法
建物本体価格だけを見て契約すると、後から諸費用で数百万円上乗せされるケースが多いです。
📌 諸費用の代表例
登記費用(所有権移転・抵当権設定など):30〜60万円
火災保険・地震保険:20〜80万円
融資手数料(銀行事務手数料+保証料):20〜100万円
外構工事費:100〜200万円
地盤改良費:50〜150万円
💡 削減方法
複数の金融機関で事務手数料を比較 → 数十万円の差
火災保険は一括見積サービスで比較
外構・地盤改良は相見積もりを取る
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3-2: 住宅ローンの賢い利用法
住宅ローンは「金利」だけでなく、保証料・事務手数料・団信の内容も総合的に見る必要があります。
📊 金融機関の比較ポイント
項目 | A銀行 | B銀行 | 差額 |
事務手数料 | 定額33,000円 | 借入額の2.2% | 最大数十万円の差 |
保証料 | なし | 借入額の2%前払い | 数十万円の差 |
団体信用生命保険 | 標準 | 金利+0.2%でがん保障付き | 月額負担増 |
👉 金利が低くても「諸費用が高額」な銀行を選ぶと、トータルで損をする場合があります。
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3-3: 建築プランの見積もりを見直すポイント
ハウスメーカーや工務店の見積もりには「一式」「その他工事」といった不明瞭な表記が多いです。
📌 注意すべき見積もり項目
「一式」表記の内訳は必ず確認
照明・カーテン・エアコンは別途費用になる場合が多い
仮設工事・諸経費が10〜15%かかる
追加工事費用(コンセント増設・オプション設備)に注意
💬 実体験談(30代夫婦・愛知県)
「契約後にカーテンと照明が別途と知り、100万円以上かかりました。契約前に“標準仕様に含まれるもの”を確認しておけばよかったと後悔しました。」
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✅ 第3章まとめ
諸費用は**建物本体の5〜10%**が目安。見落とすと後悔の原因に。
住宅ローンは「金利+諸費用+保障内容」で比較すべき。
見積もりの「一式」表記や「別途費用」を事前に洗い出すことが重要。

注文住宅のコストを抑える上で見落としがちなのが、国や自治体による補助金・助成金制度です。条件を満たせば数十万〜数百万円の支援が受けられるため、積極的に活用すべきです。
4-1: 利用可能な主な制度をまとめる
📌 2025年時点で利用できる代表的な制度
住宅ローン減税(住宅ローン控除)
→ 最大13年間、年末残高の0.7%を所得税から控除。
こどもエコすまい支援事業(2025年版)
→ 子育て世帯・若者夫婦世帯が対象、ZEH水準住宅で最大100万円。
地域型住宅グリーン化事業
→ 中小工務店による長期優良住宅建築で補助。
自治体独自の補助金
→ 例:太陽光発電導入補助、耐震改修補助、移住促進補助など。
💡 ポイント
制度は年度ごとに変更があるため、契約前に最新情報を必ず確認すること。
4-2: 助成金対象となる設備と条件
助成金は「性能向上」や「環境配慮」が条件になることが多いです。
📊 主な対象設備・条件
補助対象 | 内容 | 補助金額の目安 |
高断熱窓 | 樹脂サッシ・トリプルガラス | 1戸あたり10〜30万円 |
高効率給湯器 | エコキュート・エネファーム | 5〜15万円 |
太陽光発電 | 3kW〜5kW程度 | 10〜30万円(自治体差あり) |
蓄電池 | 5kWh〜12kWh | 10〜60万円 |
バリアフリー改修 | 手すり設置・段差解消 | 工事費の10〜20% |
💬 実体験談(40代男性・広島県)
「太陽光と高断熱仕様にしたことで、国と自治体の補助金を合わせて約120万円受給できました。その分を外構工事費に回せたので、全体の資金計画に余裕ができました。」
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✅ 第4章まとめ
補助金・助成金は条件を満たせば大幅なコスト削減が可能。
設備や住宅性能のグレードアップが条件になるケースが多い。
制度は年度ごとに更新されるため、契約前に最新情報を確認することが必須。

「注文住宅で削れるところを見極める」ことは理屈だけでなく、実際の事例から学ぶことが最も効果的です。ここでは、実際に施主がどのように工夫してコストを抑えたのか、成功体験と失敗談の両方を紹介します。
5-1: 実際のケーススタディから学ぶ
📊 成功事例①:延床30坪 → 無駄のない間取りに調整
初期プラン:延床35坪、和室あり、収納多め
見直し後:和室を削除し、収納を壁面収納へ変更
結果:建築費用を 約250万円削減
📊 成功事例②:設備グレード調整で大幅コストダウン
初期プラン:システムキッチン+浴室すべてハイグレード
見直し後:キッチンのみグレード維持、浴室・トイレは標準仕様
結果:150万円以上の削減
📊 成功事例③:外構を後回しにして資金計画を柔軟化
初期プラン:駐車場+庭+ウッドデッキを一括発注
見直し後:最低限の駐車場だけ施工し、庭とデッキは後日DIY
結果:初期費用を200万円カット
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5-2: 施主の成功体験と失敗談
💬 成功体験(30代夫婦・名古屋市)
「設計士と相談し、間取りをコンパクトにまとめたら坪数を減らせて、その分浮いたお金で断熱材をワンランク上げられました。光熱費削減にもつながり満足しています。」
💬 失敗談(40代男性・千葉県)
「見積もりの時に“外構は後でいいや”と考えたら、引渡し後に予想以上に費用がかかり、結局ローン外で300万円の出費に。契約時点で外構費も含めた総額を確認しておけばよかった。」
✅ 第5章まとめ
成功事例からは 「間取り」「設備」「外構」の見直しが効果的な削減ポイント。
失敗事例からは 「後回しにした外構費」「見積もりの盲点」に注意すべきと学べる。
削減する部分とこだわる部分を明確にすると、後悔のない家づくりが可能。

注文住宅の「削れるところ」を上手に見極めるためには、資金計画の立て方が非常に重要です。単純に見積もりを減らすだけでなく、長期的なライフプランに沿ったコスト管理を行うことで、後悔のない家づくりにつながります。
6-1: 削減目標の設定と管理
まずは「どの部分でどれくらい削減したいか」を明確にすることから始めましょう。
📌 削減目標の立て方
建築本体工事費の削減目標:総額の5〜10%程度
設備・オプション削減目標:100〜300万円程度
外構・庭の削減目標:必要最低限に絞る(後回しも検討)
👉 削減目標を具体的に数値化し、「費用対効果が低い部分」から優先的に削ることが大切です。
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6-2: 将来を見越した資金計画の立て方
削減ばかりに気を取られると、住んでからの維持費がかえって増えるケースもあります。
📊 長期的な視点で考えるべきポイント
高断熱・高気密に投資 → 光熱費削減(年間10〜15万円の節約効果)
耐久性のある外壁材 → 塗り替えサイクルが延びて30年で100万円以上の差
修繕費・リフォーム積立 → 毎月1〜2万円を維持費口座に積立
💡 削れるところを削りつつ、将来のランニングコストを見越して投資する部分も残すことが最適解です。
表:削減部分と投資部分のバランス例
項目 | 削減の工夫 | 投資すべき理由 |
間取り | 和室削除・坪数減らす | - |
キッチン・浴室設備 | グレードダウン(標準仕様選択) | - |
外構 | 必要最低限に絞る/DIY検討 | - |
断熱性能 | 削らず投資 | 光熱費削減効果大 |
構造(耐震・耐久) | 削らない | 長期修繕費抑制 |
メンテナンス性の高い素材 | 長持ちするものを採用 | ランニングコスト減 |
👉 「短期的に削る部分」と「長期的に投資する部分」を分けることが資金計画の鍵。
プロ視点のアドバイス
削減は「見た目や豪華さ」に関わる部分から、投資は「性能や安全性」に関わる部分へ。
予算の中で「最低限必要な部分」と「削っても問題ない部分」をリスト化すると交渉もスムーズ。
金融機関と相談して「余裕のある返済計画」を立てることで、削減と投資のバランスを保ちやすくなる。
✅ 第6章まとめ
削減目標を数値で明確化することが大切。
短期的な削減だけでなく、長期コスト削減を意識した資金計画が重要。
削る部分と投資する部分を切り分けることで、満足度とコストを両立できる。

注文住宅で「削れるところ」を見極めても、最終的に どこを優先し、どこを妥協するか を決めなければなりません。優先順位を誤ると、入居後に「もっとこうしておけばよかった」と後悔することにつながります。
7-1: 無理をせずに理想を実現する方法
理想をすべて詰め込むと予算オーバーになります。そこで大切なのは 優先順位をつけて調整すること。
📌 優先順位のつけ方
家族の生活動線に直結する部分 → 優先度高(例:間取り、収納、断熱性能)
見た目やデザイン性 → 優先度中(好みは変わるため)
後から変更しにくい部分 → 優先度高(例:基礎・構造・耐震)
後からでも変えられる部分 → 削る候補(例:外構、設備グレード)
💡 「今しか決められない部分」=削らない、「将来でも変えられる部分」=削れる、という考え方が基本です。
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7-2: 重要視すべき性能や機能の選択
長期的に住む家だからこそ、性能面は削らず投資することが推奨されます。
✅ 削ってはいけない性能
断熱性能(光熱費・健康に直結)
耐震性・耐久性(安全性・資産価値に影響)
収納計画(リフォームで後付けが難しい)
✅ 削ってもよい部分
外構デザイン(後で追加できる)
キッチン・浴室のグレード(標準仕様でも十分)
インテリア小物(入居後に少しずつ揃える)
チェックリスト:後悔しない家づくり優先順位
□ 「削れるところ」と「削れないところ」を明確化したか
□ 将来の生活やライフステージ変化を見据えたか
□ 構造・性能は妥協していないか
□ 予算の中で本当に必要な部分を優先できているか
プロ視点のアドバイス
元ハウスメーカー営業マンとしてよく見たのは、「外構やデザインに予算をかけすぎて、性能や収納が不足する」ケースです。その結果、住んで数年後にリフォーム費用がかさみ、逆に高くつくことが多いです。性能・間取り・安全性は削らず投資し、それ以外は将来の改善余地として残すことをおすすめします。
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✅ 第7章まとめ
削れるところを把握したら、優先順位を決めることが後悔防止のカギ。
「今しか決められない部分」=優先度高、「将来でも変えられる部分」=削れる。
断熱・耐震・収納など性能面は妥協せず、デザインや外構は後回しでも問題なし。
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